単気筒エンジンの楽しみ方~その1~

単気筒エンジンとの出会い

リトルカブ、画像

わたくしと単気筒エンジンの出会いです。
単気筒エンジンなんて、意識的に乗る感じではないかもしれません。
原付では「超」がつくほど一般的なので、無意識的に触れ合っている、というか、スタンダード、踏み台ともいえます。

わたくしの時代の原付は、ホンダのライブディオZX、ヤマハのジョグ ZR、このあたりがバチバチと火花を散らしていた時代です。自主規制の7.2psが当たり前でした。

そんな時代にちょっとオシャレなトモダチ(?)はホンダのスーパーカブだったり、ヤマハのYB-1、スズキのコレダ スポーツなどいずれも4ストロークエンジンに乗っていたわけですが、興味本位で乗らせてもらうとなにコレッ! てなくらい遅いわけです。上り坂なんか30km/hくらいまで減速するので、降りて走った方が速いんじゃないか? こんなトロ臭いのどうやって運転するの!? とアレルギー反応を起こしてしまいました。

当時私はライブディオSRをZXよりも速くする、という謎の強がりチューンにハマっていたので、4サイクルエンジンのそれはある意味ショックだったわけです。

そんな10代を過ごしていましたが、ある日トモダチからホンダのゴリラを購入しまして、その頃わたくしは自動車を乗り始めた時期だったので、歩いて10分位の距離にあるバイト先までの自転車代わりにと割り切っていました。そんなゴリラはバイトを辞めた瞬間ドナドナしまして、4ストローク単気筒エンジンとはそれ以来疎遠になっていました。

単気筒エンジンとの再開

バイクそのものと疎遠になって何年のことでしょう。ある日トモダチがホンダ リトルカブが壊れた、というので「直してあげようか?」といったところ「それなら買い取って!」とのことで手に入れたわけです。そのリトルカブは自家塗装を施されてもうなんだかわからん状態だったので、とりあえずバラバラにして再塗装を試みたわけですが、バラしてからかれこれ4、5年は放置してしまいました。組まないといけないな、と近付いたり触ったり、そんなことをしているうちに時間は経つんですね。しくしく

まぁあそんなことである日、心を鬼にして組み上げたわけです。ただし、プロにおまかせしました(笑)
ちょうどスズキ バンディット250に乗っていたのでリトルカブなんてどうすりゃ良いんだ! と、心から叫んでいたわけですが・・・

さてさて、その当時わたくしはバイクは4気筒もしくはハーレーの2気筒、車はBMWシルキーシックス! の脳内だったので不安だらけだったのです。
変にお金を掛けたリトルカブ。それって楽しめるの? 元取れるの? と・・・